輪ゴム2本をエネルギーに走行距離20mを目指す 輪ゴムカー。
「輪ゴム2本で20メートル走る」おもちゃの車を目指して作り始めました。輪ゴムカーと呼んでいます。これはその試作4号機くらいのイメージ画像です。糸鋸工作で作ることを前提のボディデザインです。とにかく試作を繰り返して形や仕組みを追い込んでいきます。するといろいろわかってくることがあります。今まだ発展中でありますが工夫の仕方によってはそこそこな距離を移動することが出来そうです。なお202208現在実機も作って走らせ見ましたが12~13mぐらいでした。さらなる軽量化や摩擦対策が必要ですね。あくまでも「ホームセンターで入手できる材料で製作する」が大前提です。8月11日に距離を測定してみたとこ約16mほど走っていました。直進性もまあまあなようです。あとは前輪の精度を上げることや後輪の直径、シャフトの直径、ボディの軽量化を詰めていきます。頑張るぞ。
まずボディの加工から始めます。160mmx40x4のMDF(ホームセンターで入手できる、オガクズを固めたような板材)を2枚重ねてマスキングテープなどで固定します。ボディ両面を一度に加工することで時短、精度の確保になります。
図面を印刷したものを貼り付けたのち、穴開け加工から行います。次に電動糸鋸で窓?のくり抜きを行い、最後に外側の形状を切り抜きます。材料が大きいうちに小さい加工をした方が安全です。続いてボディをつなぐ部品の切り抜きを行います。90度曲がる部分にあらかじめ2.5ぐらいの穴を開けておくと、糸鋸の取り回しが楽にできます。
あとは前後輪の加工、組み立てですが、ここで難しいのは丸棒のカットやその中心のマーキングです。丸棒のカットは意外と難しいのでキチンと材料を固定して、ゆっくり行います。
中心のマーキングは別の項で詳しくご紹介したいと思いますが、ザクっと言うと、円形の材料を立てて、その中心に近い高さに端材などを使って鉛筆を固定します。それで一度横に線を引き、少し回転させてもう一度引き、さらにもう一度回転させて線を引きます。すると円盤の中に三角形ができるのでその中心らしき所を狙ってエイッ!と千枚通しのようなもので突き刺して凹みをつけます。完全な中心は出ませんがDIYなら十分。特別な道具はなくとも何とかするのがDIYの面白いところだと思います。輪ゴムのエネルギーだけで走る輪ゴムカー、なかなか奥深いテーマです。
図面を添えておきますのでご参考ください。但しご利用は個人利用に限ります。二次利用、転載などをお断りします。


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